2011年7月22日金曜日

大洞嵐(おおぼらあらし)ってなんだ??(その1)

 今朝の信毎(7/21)の山ろく清談の記事で藤原正彦さん(お茶ノ水女子大名誉教授)が 日本人のモラルについて書いています。かつて、「親を泣かせる、先祖の顔に泥を塗る、お天道様が見ている」といった言葉で表現される「美しい倫理観」があった日本人。が、自らの道徳や倫理によって自己規制ができなくなったとし、いまや恥ずべき国家となったと述べています。悲しいことに全くその通り、私のまわりも自分のことしか考えない人が多くて困る。

坂城町には「親や先祖が伝え、お天道様」が関係している言い伝えがあります。
大洞嵐のときは気をつけろ」です。立町からほぼ真北の方向に鏡台山、五里ヶ峰という山が連なっています。合わさるところが大洞峠です。今はこの名を知っているのは70歳を超えている一部の方たちだけのようです。語り継がなければいけません。

7月11日の「大洞嵐」は後日に記します。

前段の藤原氏は後述で東日本大震災で家を流され親を失いながらもっと酷い状況の人たちが命がけで助け合っているのをみて「何かしたい」と涙している日本人をみて「美しい心は日本にまだ健在です」と結んでいます。
「なでしこJAPAN」の世界№1の絆、いま、家族や社会の「絆」がどんなに必要か 問われているような気がします。

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